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2009年6月

甲武信ヶ岳から戸渡り尾根(2日目)

Kc3h0007_26月6日(土)3時半頃、寒くて目が覚めたのは、雪の上雨中のテントの中。朝が来てよかった。水が少ないので、昨夜捨てなかった麺汁を沸かし、レトルトハヤシを温め、スライスもちをツナサラダ缶。冷えた半分のグレープフルーツ。スライスもちはしゃぶしゃぶ風に、出汁のお湯にくぐらせ食べます。スライスもちは今後も使えるな・・。

雨中rainの撤収と出支度は苦労します。歩き出したのは6時を過ぎていました。昨Kc3h0009 夜は三宝山山頂2483.3mまで一時間位あるイメージでしたが、残雪と奮闘しながらも30分程で着きました。しかも山頂は広く平らで、雪も残っていません。少し頑張ってここに張れば良かった。ここは昨日の毛木平からの標高差は1,050m。

くだりの山道にも残雪、コメツガの針葉樹下の湿ったコケに、バイカオウレンの白い花が咲いた光景がずっと続き、ジブリの世界の様。眺望が良いとされる三宝石は気づかず通り過ぎました。Kc3h0018 甲武信ヶ岳山頂到着が7時20分。残念ながら雨雲が立ち込めています。Kc3h0027甲武信小屋への到着は、7時50分。小屋の周辺にも雪が残っています。「随分早いですね。」と言われ、ビバーグの話をしました。記念のバッチを買い、水を補給して出発・・。残雪の登りは嫌なので破風山への登り道では無くて、捲き道の方選びましたが、それは経過、登るつもりの予定の木賊山を巻いてしまう道でした。

戸渡尾根へ行くには木賊山のピークへ登り直さないとならないかも、と登り始めるとピークまでは戻らずに戸渡尾根へ南下出来ることが判りました。程なく戸渡尾根への分岐が現れ8時半。

Photoしばらくだらだら下り、シラベ、コメツガの針葉樹林帯の急傾斜で、フカフカの傾斜道に入り込み気がついたら、赤く咲いているシャクナゲの植生帯が右手の方に逸れているではありませんか。倒木が多く、戻るのに苦労しました。 山道に戻ってからの道は圧巻の一言。両側からせり出し咲いているシャクナゲ群落により、トンネル状になった道がずっと続いて下っています。そして下から人々が登ってきます。このシャクナゲの群落を見る為です。群落は更に続きますが高度がどんどん下がるにつれ、ピークが過ぎた花が多くなって行き、開花後の植生へ変わって行きました。

狭く隆起した箇所を過ぎ、もうそろそろと思っていたら、近丸新道と徳ちゃん新道の分岐を表す手作りの標識が出現、10時6分。確かここから1時間半で西沢渓谷入り口バス停だった様な、11時22分のバスbusを逃すと、次のバスが15時10分。急げや急げ。結構なスピードで降りて行き、やがて道がジグザクになって来ましたが、一向に下界が近づいている感じが有りません。おかしいと思いながらも急ぐしかない。11時5分を回ったところで、登ってきた人にバス停は近いかと聞くと、「近いですよ。降りて、山道に出てから30分、・・。」「それじゃー11時22分のバスに無理ですね。」「そうか、それを逃すと、バスの時間が空くのでしたね。頑張れば間に合うかもしれない。頑張って下さい!」、おいおい嘘だろう、と思ってもそう言われてしまうと、もしかしたらと思って急がざるを得ません、またまた凄いスピードで降りました。西沢山荘脇に降り立って11時22分過ぎ。なんだ、やっぱりここから山道を2~30歩くのじゃーないか!空しい努力でした。

広い東屋風のベンチがあったのでそこで、昼食restaurantにしリゾット、高野豆腐等を食べました。

随分ハイカー姿の家族連れが来るなと思っていたら、西沢渓谷を巡って帰ってきた人々の様です。まだまだ時間が在るので、ロープを東屋の柱の間に張りテントを乾かして、バス停を下見に行きました。随分と晴れてきて、今までとは別の世界に来た様。道の駅まで歩くと、木賊山から戸渡尾根、徳ちゃん新道の稜線が見えていました。(カメラをここまで持ってくれば良かった。)

バス停横の売店で缶ビールを買い、先程のベンチへ戻り、ビールbeerを飲みながら、更に濡れたタオル等を乾かします。14時半を過ぎバス停へ向け歩く頃には、又空は曇ってきました。

バス停へやってきたバスの運転手に聞くと、「はやぶさ温泉」は、隼上(はやとかみ)バス停の直ぐ傍とのこと。最終バスが1時間後で丁度良いとのこと。発車した時の乗客は一人でした。

この立ち寄り湯は、内湯は湯量がふんだんで良い感じ。蛇口から出る湯もぬめり感があり、源泉と直ぐわかる。良くなかったのは、湯温が少し低い事。特に、露天風呂はぬるま湯で入っていて辛く、湯量が足りないので垢も浮き気味。早いバスに乗れてれば、もっと良かったかも知れない。

次のバスを待って、JR中央線の「山梨市駅」へ出て、17:36のかいじ128号で缶ビールを飲みながら帰りました。

*この山行き記録の詳細は以下のページでどうぞ。

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十文字峠のシャクナゲ(1日目)

6月4日(木)新宿西口バスターミナルを9:20発bus、弁当を食べ、双葉SAでトイレtoilet休憩している間にタクシー会社へTELし、中央道小淵沢バス停で降車、9:45頃にピックアップしてもらって、甲斐小泉近くのペンション「ペアハット」へ。今日は平日木曜日、停まり客は一人だけでした。

シャクナゲの見頃を迎えた十文字峠から甲武信ヶ岳へ登り、これまたシャクナゲの名所戸渡尾根へ抜けて、西沢渓谷に降り立つ計画を実行する為、明日金曜日は有休を取得、テントを入れたザックはペンションに到着していました。「すごい重さですね。」と感心され翌日、甲斐小泉駅へ送ってもらうことになりました。24時間風呂spaを独占、朝もサッと入りました。泊りが一人だから、風呂の横の部屋でも気にならず、寧ろ便利でした。

P1100853 甲斐小泉駅、6:18分の下り電車trainに乗り、信濃川上駅へ6:53到着。

登山支度の人は、年配の女性だけでした。千曲川源流沿いに歩き、甲武信ヶ岳へ登るとのこと。バスが来るまで数分の間に、電気屋を見つけ電池を買って一万札を両替しました。

乗客は先程の女性と2名。一人乗って途中で降りました。30分ほど乗って、梓山で下車。

午後から雨の予報の筈が、もう降ってきましたrain。であれば今日明日とも雨が続くのKc3h0005 か・・。毛木平までは少し道を登った後、広大な農地の中の舗道を歩いて行きます。一時間半の予定が一時間程の歩きで済み、これは気分的に数少なかったプラス要素でした。8:40頃。

車で来ている人も居ますがホンの数える程。先程の年配の女性も居ました。単独行の様です。大体の人が千曲川源流歩きの方へ、こちらは十文字峠への登り。毛木平との標高 差は600m弱、雨は続き、テントが入ったザックは重く、肩に食い込みます。12 十文字小屋は約2時間で突然現れました。11時50分。シャクナゲの園に囲まれた十文字小屋がそうです。見事な咲き乱れです。カメラが雨に濡れるのが本当恨めしい。

水を補給して出発。再度長い縦走の登りへ出発。ここから上のシャクナゲは花がまばらに2 なり、見頃はこれから。クサリ場を越えて大山に着いたのが12時半頃。雨が降っていますが山々の稜線が多少見え開放感があって眺望の良い山頂になっていま3 す。北東には双子山、両神山らしき稜線が見え、前方にこれから進む武州白岩山2280m、丸い山容の三宝山2483.3mが見えています。甲武信小屋はこれから二つの頂を越え更に先、日があるうちに行けるかどうか。

大山を急降下し、更にアップダウンを繰り返しながら、木の根が目立つ登りを進み、途中でシートを頭上に被って、昼食を摂っていると、反対方向に降りて来たご夫婦に「動いたの4 で何かと思った。」と笑われました。武州白岩山の頂きらしき岩峰が現れ、ザックを置いて登ろうとも試みましたが、クサリも無く立ち入り禁止。その少し南の岩頭から頂を眺められるようになっていました。

P1110032 ここから鞍部まで、折角貯めた位置エネルギーをどんどん放出しながら下って行き、巨岩が折り重なって雨が凌げる場所もあるなと思いながら、平らなところに降り立つと、そこにも更に大きな巨岩。尻岩でした。

事の他疲れが来ていることを感じながら、ここで残りの昼食を食べ、「小屋に着く前の適当な場所でビバーグしよう。ここでも良いがまだ、14時半なので、もう少し。」と、腰を上げました。ここからの長い登りではテントを広げられそうな平らな場所を半分は探しながら歩いていました。「このスペースは、一寸道に近過ぎる」、「明日早く降りたいから、もう少し進もう」。オオシラビソ、コメツガの針葉樹帯が深くなり、いつしか道がだんだん険しく狭く、そして暗くなって行きます。

P1110036 残雪だ! 局所的に在るのかと思いきや、進めば進むほど、傾斜がきつくなって、残雪も続く様になり、一歩一歩に時間がかかる事この上なし、エネルギーが切れ気味の為、進むべきかこの辺りでビバーグすべきか迷い、まだ時間は16時前なので更に進みました。

やっぱり駄目だ!山頂は遠いsad、傾斜にテントを張れないので平らなところを探すと、そこも雪、でも此処しかない・・・。 雨の中で手早く幕営、寒いからか、気圧が低いからか百円ライターの調子が悪く火が起こせません、ザックの底からマッチを取り出してコンロに火を着け、早めの夕食restaurant。ニュウ麺noodleとスライスもち、高野豆腐。レトルトクラムチャウダーにアサリ缶をプラス。

暑くて無駄になるかもしれないと思ってダウンのシュラフを家に置いてきたので、服を着込んでシュラフカバーに体を突っ込みます。横になったは良いが腹は満ちても寒くて寝付けません。夜中に一枚一枚重ね着をして最後は靴下4枚。重ね着してもウイスキーを飲んでも、乾パンを食べても、横になるとエライ寒いwobbly、おしっこにも行きたい。でも雨が降ってて寒い。そんなこんなして早く朝が来いと思っているうちに、明け方近くに4時間程眠っていたようです。

生きてる6月で良かった・・ホントに。

*この山行き記録の詳細は以下のページでどうぞ。

http://homepage3.nifty.com/ushikunuma/page007.html

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